- 冷凍から揚げはメーカーごとに何がどう違うのかわからない
- お弁当にそのまま入れられる商品を知りたい
- 家族分をまかなえる大容量タイプを選びたい
冷凍から揚げとは、鶏肉に下味を付けて衣をまとわせ、揚げ調理まで済ませた状態で急速冷凍した惣菜です。電子レンジで温めるか、商品によっては自然解凍するだけで一品が仕上がるため、油の処理も揚げ時間も必要ありません。
この記事では、冷凍から揚げのおすすめの選び方と、メーカー別のおすすめ商品を紹介します。買い置きする1袋を決めかねている方は、ぜひ参考にしてください。
冷凍から揚げの特徴とおすすめの選び方
冷凍から揚げは、メーカーの工場で味付けから揚げ調理までを終え、そのまま急速冷凍した惣菜です。家庭では加熱するだけで食べられるため、鶏肉を切る手間も、衣を付ける手間も発生しません。
ただし、商品ごとの差は小さくありません。鶏肉の部位、味付けの系統、電子レンジ専用か自然解凍にも対応するか、1袋の容量、鶏肉の原産国まで、メーカーによって設計思想が大きく分かれます。買う前に確認しておきたい観点を順に整理します。
冷凍から揚げを選ぶ際に押さえておきたいポイントは以下の6つです。
- 鶏もも肉か鶏むね肉かで選ぶ
- 味付けはしょうゆ系・塩系・たれ系から選ぶ
- 自然解凍に対応しているかを確認する
- 衣のタイプで食感を選ぶ
- 内容量とグラム単価で選ぶ
- 鶏肉の原産国と国産表記を確認する
鶏もも肉か鶏むね肉かで選ぶ
冷凍から揚げに使われる鶏肉は、もも肉とむね肉の大きく2つに分かれるのが基本です。もも肉は脂と肉汁が多く、噛んだときの肉感が強いため、にんにくやしょうゆを効かせた濃いめの味付けと相性が良い部位です。
むね肉のから揚げを選ぶなら、塩こうじや調味液での漬け込み工程を前面に出している商品を選ぶと、やわらかさを保ちやすいのが利点です。ボリューム重視ならもも肉、あっさり食べたいならむね肉という切り分けで、冷凍から揚げの候補を絞り込めます。
味付けはしょうゆ系・塩系・たれ系から選ぶ
しょうゆ系は、にんにくと生姜を効かせた定番の味付けで、白ご飯との相性を狙って設計されています。冷凍から揚げの主流であり、家族の好みが割れにくいのも利点です。
甘辛だれやヤンニョムなどのたれ系は、味の主張が強く、丼ものやのっけご飯にすると一品で食事が完結します。毎日の常備には定番のしょうゆ系を、変化を付けたい日用にたれ系をというように、2種類を冷凍庫で使い分ける買い方も実用的です。
自然解凍に対応しているかを確認する
弁当に使うなら、自然解凍への対応可否が最優先の確認事項です。自然解凍対応と明記された冷凍から揚げは、凍ったまま弁当箱に詰められ、室温20度程度なら2〜3時間ほどで食べごろになります。
対して、電子レンジ加熱専用と表示されている商品は、凍ったまま弁当に入れる使い方を想定していません。衛生面のリスクがあるため、必ず加熱してから詰める必要があります。パッケージ裏面の調理方法欄を購入前に確認してください。
衣のタイプで食感を選ぶ
冷凍から揚げの衣は、厚めに付けてザクッとした歯ごたえを出すタイプ、薄衣に仕上げて鶏肉そのものの存在感を前に出すタイプ、米粉を使って軽くサクッとさせるタイプに分かれます。
食べる直前に温め直せる家庭の夕飯なら、厚衣タイプの食べ応えが活きます。食べるタイミングから逆に考えると、衣のタイプは選びやすくなります。
内容量とグラム単価で選ぶ
1袋200〜280g前後の標準サイズは、味のバリエーションが豊富で、2〜3回の食事で使い切れる容量です。冷凍庫のスペースを取らず、複数の味を並行してストックしやすいのも利点です。
冷凍庫の空きスペースと、1週間に何回から揚げを食卓に出すかという消費ペースに合わせて選ぶと、適正な容量が決まります。
鶏肉の原産国と国産表記を確認する
冷凍から揚げの鶏肉は、日本産、タイ産、中国で生産される商品と幅があります。国産鶏肉を使う商品は商品名に「国産」と入れていることが多く、パッケージ表面からの判別が可能です。
原産国にこだわる場合は、購入前に商品ページで確認しておくと迷いがありません。
冷凍から揚げのおすすめ10選
ここからは、冷凍から揚げのおすすめ商品をメーカー別に紹介します。各商品の開発背景、製法や原料の特徴、どんな食べ方に向くかを解説します。
メーカー別におすすめしたい冷凍から揚げは以下の10商品です。
- 【ニチレイフーズ】特から
- 【無印良品】にんにく不使用 国産鶏むね肉の塩こうじからあげ
- 【ニッスイ】今日のおかず 国産ももから揚げ
- 【ニッスイ】今日のおかず 若鶏の旨だれから揚げ
- 【味の素冷凍食品】ザ★から揚げ
- 【味の素冷凍食品】やわらか若鶏から揚げ ボリュームパック
- 【業務スーパー】和風鶏もも唐揚
- 【テーブルマーク】国産若鶏の塩から揚げ
- 【マルハニチロ】極旨!ももから揚げ
- 【大阪王将】スタミナから揚げBIG
【ニチレイフーズ】特から

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | ニチレイフーズ |
| モデル名 | 特から |
| 内容量 | 380g |
| 鶏肉の部位 | 鶏もも肉 |
| 味付け・タレ | しょうゆベースのたれ |
| 調理方法 | − |
| 鶏肉の原産国 | タイ |
「特から」は、揚げたてのおいしさを家庭で再現することを狙って開発された、ニチレイフーズの冷凍から揚げです。冷凍から揚げカテゴリーの売上で首位に立つ定番商品で、特別・特上・特大の「特」を冠した商品名のとおり、味付けから揚げ方まで手をかけた設計になっています。
冷凍から揚げをまず1袋試すなら、定番枠として「特から」がおすすめです。380gと1袋の量にゆとりがあり、夕飯の主菜にも翌朝の弁当にも回せます。もも肉のジューシーさをまっすぐ味わいたい方に向く商品です。
【無印良品】にんにく不使用 国産鶏むね肉の塩こうじからあげ

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | 無印良品 |
| モデル名 | にんにく不使用 国産鶏むね肉の塩こうじからあげ |
| 内容量 | 240g |
| 鶏肉の部位 | 国産鶏むね肉 |
| 味付け・タレ | 塩こうじ/生姜/あごだし |
| 調理方法 | 電子レンジのみ |
| 鶏肉の原産国 | 日本 |
「にんにく不使用 国産鶏むね肉の塩こうじからあげ」は、無印良品の冷凍食品ラインの中でも支持を集めているからあげです。にんにく不使用という設計を商品名にそのまま掲げており、においを避けたい場面で使えるから揚げとして開発されています。
昼食後に人と会う予定がある職場ランチや、在宅ワークの昼ごはんにおすすめの冷凍から揚げです。脂質を控えめにしたい方、むね肉のあっさりした味わいを好む方の常備品としても選びやすい設計になっています。
【ニッスイ】今日のおかず 国産ももから揚げ

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | ニッスイ |
| モデル名 | 今日のおかず 国産ももから揚げ |
| 内容量 | 225g |
| 鶏肉の部位 | 国産鶏もも肉 |
| 味付け・タレ | しょうゆ風味 |
| 調理方法 | − |
| 鶏肉の原産国 | 日本 |
「今日のおかず 国産ももから揚げ」は、日々の食卓に自然に組み込める惣菜を目指したニッスイの「今日のおかず」シリーズの1品です。ニッスイは原料となる鶏の飼育段階から関わっており、その体制を活かして国産鶏もも肉を使ったから揚げに仕上げています。
国産鶏肉を条件に冷凍から揚げを探している方におすすめの商品です。しょうゆ風味の王道の味付けなので、家族の好みが分かれにくく、弁当にも夕飯にも取り入れやすくなります。
【ニッスイ】今日のおかず 若鶏の旨だれから揚げ

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | ニッスイ |
| モデル名 | 今日のおかず 若鶏の旨だれから揚げ |
| 内容量 | 260g |
| 鶏肉の部位 | 若鶏の一枚もも肉 |
| 味付け・タレ | 黒酢としょうゆの甘辛だれ |
| 調理方法 | − |
| 鶏肉の原産国 | − |
「今日のおかず 若鶏の旨だれから揚げ」は、同じ「今日のおかず」シリーズの中で味の方向をたれ系に振った商品です。素揚げに近いから揚げではなく、たれをからめた状態で仕上げており、単体で味が完成しています。
温めたご飯にのせて丼にしたい方や、濃いめの味でご飯を進ませたい方におすすめします。おかずをもう一品足すのが面倒な日でも、260gの1袋で主菜が決まるのが利点です。
【味の素冷凍食品】ザ★から揚げ

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | 味の素冷凍食品 |
| モデル名 | ザ★から揚げ |
| 内容量 | 225g |
| 鶏肉の部位 | 鶏もも肉 |
| 味付け・タレ | にんにく油/葱油/特級醤油 |
| 調理方法 | 電子レンジ対応 |
| 鶏肉の原産国 | タイ |
「ザ★から揚げ」は、味の素冷凍食品が冷凍食品の枠を超えた満足感を狙って設計した「ザ★」シリーズのから揚げです。手軽さだけでなく、専門店の惣菜と並べても見劣りしない一品を目指した位置づけになっています。
夕飯の主菜を一品で決めたい方におすすめの冷凍から揚げです。にんにくの香りがはっきり出るので、翌日の予定を気にせず食べられる休日の夕食や、晩酌のつまみとしても選びやすい商品です。
【味の素冷凍食品】やわらか若鶏から揚げ ボリュームパック

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | 味の素冷凍食品 |
| モデル名 | やわらか若鶏から揚げ ボリュームパック |
| 内容量 | 270g |
| 鶏肉の部位 | 若鶏もも一枚肉 |
| 味付け・タレ | 生姜醤油の二段仕込み |
| 調理方法 | 電子レンジ対応 |
| 鶏肉の原産国 | タイ |
「やわらか若鶏から揚げ ボリュームパック」は、味の素冷凍食品のロングセラーを家庭のストック用途に合わせて大きめの容量にまとめています。日常的に冷凍庫へ常備し、必要な分だけ取り出して使う運用を前提にしています。
家族分のおかずをまとめて用意したい方におすすめします。原材料表示を確認したうえで冷凍食品を選びたい家庭にとっても、270gの容量と使い勝手のバランスが取れた商品です。
【業務スーパー】和風鶏もも唐揚

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | 業務スーパー |
| モデル名 | 和風鶏もも唐揚 |
| 内容量 | 500g |
| 鶏肉の部位 | 鶏もも肉 |
| 味付け・タレ | しょうゆ/ショウガ |
| 調理方法 | レンジ/トースター |
| 鶏肉の原産国 | 中国 |
「和風鶏もも唐揚」は、業務スーパーを展開する神戸物産が扱う輸入商品で、1袋500gという容量と価格のバランスで支持を集めている冷凍から揚げです。売り場でも大容量の冷凍惣菜としてまとめ買いされています。
食べ盛りの子どもがいる家庭や、まとめ買いで冷凍庫にストックしておきたい方におすすめの商品です。夕飯の主菜と翌日の弁当を同じ1袋でまかないたいときにも、500gの容量が効いてきます。
【テーブルマーク】国産若鶏の塩から揚げ

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | テーブルマーク |
| モデル名 | 国産若鶏の塩から揚げ |
| 内容量 | 250g |
| 鶏肉の部位 | − |
| 味付け・タレ | 塩味(赤穂の天塩) |
| 調理方法 | 電子レンジ/自然解凍可 |
| 鶏肉の原産国 | 日本 |
「国産若鶏の塩から揚げ」は、しょうゆ系が主流の冷凍から揚げ市場で塩味を貫いてきた、テーブルマークの家庭用商品です。なお公式サイトの商品ページには2026年春のリニューアルにともなう製造終了が告知されているため、店頭在庫やリニューアル後の後継品を確認したうえで購入することになります。
毎日の弁当に少量ずつ使いたい方におすすめの冷凍から揚げです。濃いしょうゆ味に飽きた方や、1〜2人分ずつ小分けに使いたい単身・二人暮らしの世帯にも向きます。
【マルハニチロ】極旨!ももから揚げ

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | マルハニチロ |
| モデル名 | 極旨!ももから揚げ |
| 内容量 | 450g |
| 鶏肉の部位 | 若鶏もも肉 |
| 味付け・タレ | 塩こうじ仕立て |
| 調理方法 | 電子レンジ対応 |
| 鶏肉の原産国 | タイ |
「極旨!ももから揚げ」は、中華の名店との協業から生まれた冷凍から揚げです。赤坂璃宮の譚オーナーシェフ監修のもとで味を組み立てており、家庭の冷凍庫に入る大容量商品でありながら、専門店の味の方向性を持ち込んでいます。
大容量でありながら味に妥協したくない方におすすめします。いつもの冷凍から揚げに飽きて、味の方向を変えたい家庭の一新用としても選びやすい商品です。
【大阪王将】スタミナから揚げBIG

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | 大阪王将 |
| モデル名 | スタミナから揚げBIG |
| 内容量 | 250g |
| 鶏肉の部位 | − |
| 味付け・タレ | にんにく風味 |
| 調理方法 | 電子レンジ対応 |
| 鶏肉の原産国 | タイ |
「スタミナから揚げBIG」は、中華チェーンの大阪王将ブランドで展開されている家庭用の冷凍から揚げです。店で食べるがっつりとした一品を家庭の食卓に持ち込む方向で設計されており、販売元はイートアンドフーズが手がけています。
しっかり食べたい日の主菜としておすすめの冷凍から揚げです。ビールのつまみや帰宅が遅くなった日の夜食にも向き、少ない個数で満足感を得たい方の常備品として機能します。
冷凍から揚げを使うときの注意点
冷凍から揚げを最後までおいしく食べるために、押さえておきたい注意点を整理します。商品選びと合わせて知っておくと、同じ1袋でも仕上がりに差が出るのがポイントです。
冷凍から揚げをおいしく安全に食べるための注意点は以下のとおりです。
- 電子レンジだけだと衣がベタつきやすい
- 弁当に入れるときは自然解凍対応かを必ず確認する
- 一度解凍したものの再冷凍は避ける
- 大容量パックは冷凍庫のスペースと消費ペースを見て買う
電子レンジだけだと衣がベタつきやすい
電子レンジ加熱では、から揚げから出た水分が衣に戻り、油っぽくべたついた食感になりがちです。せっかくの衣のサクサク感が損なわれる原因の多くは、加熱方法にあります。
加熱時間はワット数と個数によって変わるため、パッケージ表示の時間を基準にし、トースターでの追い焼きは様子を見ながら短めに調整してください。
弁当に入れるときは自然解凍対応かを必ず確認する
凍ったまま弁当箱に詰められるのは、パッケージに自然解凍対応と明記された冷凍から揚げだけです。室温20度程度なら2〜3時間ほどで食べごろになり、それまでの間は保冷剤の代わりとして弁当全体の温度上昇を抑えます。
気温の高い時期は、自然解凍対応の商品を使う場合でも保冷剤や保冷バッグを併用すると安心です。
一度解凍したものの再冷凍は避ける
解凍した冷凍から揚げを再び凍らせると、肉の細胞から水分が抜けて食感が落ち、パサついた仕上がりになります。品質面だけでなく衛生面でも避けたい扱い方です。
対策としては、必要な個数だけ取り出せるジッパー付きの商品を選ぶ、袋を開けたら小分け保存袋に移して使う分ずつ管理する、といった運用が有効です。使う量が読みにくい家庭ほど、開封後の管理方法まで含めて商品を選ぶ意味があります。
大容量パックは冷凍庫のスペースと消費ペースを見て買う
450〜500gの大容量タイプは1食あたりのコストを抑えられますが、冷凍庫の棚を1段近く占有することもあります。他の冷凍食品や作り置きの置き場を圧迫すると、結局使いにくくなるのが難点です。
冷凍庫に余裕がない場合は、標準サイズを2種類買って味を使い分けたほうが、冷凍から揚げを最後までおいしく消費できます。
まとめ:冷凍から揚げで毎日のおかず作りをラクにしよう
この記事では、冷凍から揚げのおすすめ商品と選び方を解説しました。油の処理も揚げ時間も必要なく、電子レンジや自然解凍だけで主菜が仕上がる常備品として、冷凍から揚げは日々の食事作りの負担を確実に減らします。
定番のロングセラーから大容量タイプ、専門店監修の商品まで、冷凍から揚げの選択肢は広がっています。自分の食べ方に合う1袋を冷凍庫に常備して、毎日のおかず作りをラクにしてください。


コメント