- 冷凍パンのおすすめはどれを選べばいい?
- 焼成済みのパンと焼く前の生地のどちらが合うのかわからない
- スーパーで買える冷凍パンと通販の定期便の違いを知りたい
冷凍パンとは、焼きたてのパンや成形したパン生地を急速冷凍し、食べたいときにトースターやオーブンで温めて楽しむ冷凍食品です。パン屋さんに通わなくても、朝食やおやつの時間に焼きたてに近い香りと食感を自宅で味わえるうえ、買い置きしても固くなりにくい点が冷凍パンの強みといえます。
本記事では、冷凍パンの選び方と、ブランド別のおすすめ商品を紹介します。スーパーで1袋から買える定番から、ベーカリーの通販セットや定期便まで取り上げるので、冷凍パンを試してみたい方は、ぜひ参考にしてください。
冷凍パンの特徴とおいしい商品の選び方
冷凍パンは、焼き上げたパンや成形したパン生地を急速冷凍し、食べる直前に温めたり焼いたりして楽しむ冷凍食品です。パンは焼いた直後から水分が抜けて固くなっていきますが、焼きたての状態で凍らせておけば、トースターやオーブンで温めるだけで香ばしさとふんわりした食感が戻ります。
一方で、温めるだけで食べられる冷凍パンと、オーブンで一から焼き上げる冷凍パン生地では、必要な調理器具も手間も大きく異なります。食べ方に合わない商品を選ぶと、焼く手間が負担になったり、思いどおりの食感に仕上がらなかったりするため、冷凍パン選びの軸を先に押さえておきましょう。
自分の食生活に合う冷凍パンを見つけるために確認したい選び方の軸は、以下の5ポイントです。
- 焼成済みか焼成前の生地かで選ぶ
- パンの種類と食べるシーンで選ぶ
- 手持ちの調理器具に合うものを選ぶ
- 買い方(スーパー・専門店・通販・定期便)で選ぶ
- 保存期間と冷凍庫のスペースで選ぶ
焼成済みか焼成前の生地かで選ぶ
冷凍パンは、焼き上げてから冷凍した「焼成済み」と、成形した状態で冷凍した「焼成前の生地」の2タイプに分かれます。焼成済みの冷凍パンは解凍やトースターで温めるだけで食べられ、焼成前の生地はオーブンで一から焼き上げる手間がかかる反面、焼きたての香りを自宅で楽しめます。
生地から焼く冷凍パンは、オーブンの中でふくらんでいく様子も含めて楽しめるのが魅力で、焼き上がりのバターの香りは温め直しのパンでは味わえません。毎朝の時短を重視するなら焼成済み、休日の朝に焼きたてを味わいたいなら生地タイプと、食べる日の過ごし方で選び分けると失敗しません。
パンの種類と食べるシーンで選ぶ
冷凍パンには、食パンや食事パン、バゲットなどのハード系、クロワッサンなどのヴィエノワズリー(バターや砂糖を使ったフランスの発酵生地のパンの総称)、菓子パンや惣菜パンと幅広い種類があります。パンごとに合う食事のシーンが異なるため、いつ何と一緒に食べるかを先に決めておくのが、冷凍パン選びのコツです。
朝食やサンドイッチには食パンや食事パン、スープやシチューにはバゲットのようなハード系、休日のブランチやおやつにはクロワッサンが向いています。ベーグルは生地が詰まって食べごたえがあり、具材を挟んでも形が崩れにくいため、サンド用に重宝する冷凍パンです。
手持ちの調理器具に合うものを選ぶ
焼成済みの冷凍パンは多くがオーブントースターで温めるだけで食べられる一方、焼成前の生地は予熱したオーブンで焼くことを前提にした商品があります。冷凍クロワッサンの生地なら180℃前後で20〜25分ほど焼くのが目安で、オーブンのない家庭では焼き上げられません。
オーブンを持っていない場合は、トースターで温められる焼成済みの冷凍パンを選ぶのが確実です。生地タイプは焼くと大きくふくらむため一度に焼ける個数も限られ、ピカールのクロワッサンは一般的なオーブンで1回最大5個が目安なので、4人家族で2個ずつ食べるなら2回に分けて焼く段取りになります。
買い方(スーパー・専門店・通販・定期便)で選ぶ
冷凍パンの買い方は大きく3つで、スーパーや冷凍食品専門店、輸入食品店で1袋ずつ買う方法と、ベーカリーの通販でセットを取り寄せる方法、定期便で毎回届けてもらう方法です。店頭で1袋ずつ買う方法なら少量から気軽に試せて、気に入った冷凍パンだけを買い足せます。
通販セットや定期便は1回に届く量が多いぶん、パンの種類が豊富で、届くたびに違う味を楽しめるのが魅力です。定期便を選ぶ際は、配送間隔の変更やスキップができるか、解約の締め切りがいつかを申し込み前に確認しておくと、冷凍庫がいっぱいのときに次の冷凍パンが届く事態を避けられます。
保存期間と冷凍庫のスペースで選ぶ
冷凍パンは常温のパンより長く保存できるものの、賞味期限は商品ごとに異なり、通販では賞味期限が45日以上ある商品を届けると明記しているベーカリーもあります。購入前に期限を確かめ、期限内に食べきれる量を選ぶことが、冷凍パンをおいしく食べきる近道です。
1回に食べる量に合わせて、個包装や小分けの袋になっているかどうかも冷凍パンの使い勝手を左右します。通販セットや定期便は箱単位で届くため、冷凍庫の空きを確保してから注文すると、届いた冷凍パンをすぐにしまえて安心です。
冷凍パンのおすすめ7選
冷凍パンのおすすめ商品を、スーパーで買える定番から通販の定期便まで、ブランド別に紹介します。各商品の特徴や製法、温め方と、どんな食べ方に向いているかを解説するので、冷凍パン選びの参考にしてください。
スーパーの定番から通販の定期便まで、いま選びたい冷凍パンは以下の7商品です。
- 【業務スーパー】プレーンベーグル
- 【ピカール】ミニバゲット クラシック
- 【ピカール】クロワッサン
- 【カルディ】オスカーモンド クロワッサン
- 【STYLE BREAD】はじめてパンセット
- 【神戸屋】お試し人気パンセット
- 【パンスク】パン旅コース
【業務スーパー】プレーンベーグル

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | 業務スーパー |
| モデル名 | プレーンベーグル |
| 焼成状態 | − |
| 内容量 | 6個入り |
| 温め方 | オーブントースターで焼く |
「プレーンベーグル」は、神戸物産が運営する業務スーパーの冷凍パンで、アメリカから輸入した6個入りのベーグルです。プレーンな生地は噛むほどに小麦本来の素朴な甘さが広がり、毎日の朝食に取り入れやすい冷凍パンに仕上がっています。
業務スーパーの「プレーンベーグル」は1袋6個入りで、朝食用のパンを冷凍庫に常備しておきたい家庭におすすめの冷凍パンです。サンドイッチ用のパンをまとめて用意したい方にも向く一方、甘みのある菓子パンを楽しみたい方には、プレーンな味わいが物足りなく感じられます。
【ピカール】ミニバゲット クラシック

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | ピカール |
| モデル名 | ミニバゲット クラシック |
| 焼成状態 | − |
| 内容量 | 280g(2本入り) |
| 温め方 | 解凍せずオーブン180℃で13〜14分 |
「ミニバゲット クラシック」は、フランス発の冷凍食品専門店ピカールが扱う冷凍パンで、原産国フランスのミニサイズのバゲットが2本入った商品です。食卓に出しやすい長さのため、料理に添えるパンとしても、具材を挟むサンドイッチ用のパンとしても使い回せます。
スープやシチュー、チーズを並べた夕食に、焼きたてのハード系パンを添えたい方におすすめなのが、ピカールの「ミニバゲット クラシック」です。オーブンでの加熱が前提の冷凍パンのため、オーブンを持っていない家庭では焼き上げられません。
【ピカール】クロワッサン

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | ピカール |
| モデル名 | クロワッサン |
| 焼成状態 | 焼成前の生地 |
| 内容量 | 55g×8個入 |
| 温め方 | 解凍せずオーブン180℃で約20分 |
「クロワッサン」は、ピカールのパンを代表するヴィエノワズリーで、フランスで仕込んだ生地を焼く前の状態で冷凍した成形済みパン生地(加熱用)です。55g×8個入りの冷凍パン生地を自宅のオーブンで焼き上げるため、パン屋さんの焼きたてに近い香りを朝の食卓で味わえます。
一般的なオーブンで一度に焼けるのは最大5個が目安のため、ピカールの「クロワッサン」は休日の朝にゆっくり焼きたてを味わいたい家庭におすすめの冷凍パンです。生地から焼く本格派を楽しみたい方に向く反面、平日の忙しい朝に手早く食べたい方には約20分の焼き時間が負担になります。
【カルディ】オスカーモンド クロワッサン

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | カルディ |
| モデル名 | オスカーモンド クロワッサン |
| 焼成状態 | − |
| 内容量 | 275g(5個入り) |
| 温め方 | 室温で解凍後オーブン180℃で約25分 |
「オスカーモンド クロワッサン」は、カルディコーヒーファームの冷凍食品売り場で買える冷凍クロワッサンで、旧ブランド名「メゾンドヴィエノワズリー」から名前を変えて販売が続いている商品です。カルディの店舗で買い物のついでに手に取れるうえ、公式オンラインストアでも冷凍便で取り扱っています。
275g(5個入り)と少なめの量のため、カルディの「オスカーモンド クロワッサン」は、生地から焼く冷凍パンを初めて試したい方におすすめです。焼く前に20〜30分の解凍時間が必要なので、時間に余裕のある週末の朝食やブランチに向いた冷凍パンといえます。
【STYLE BREAD】はじめてパンセット

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | STYLE BREAD |
| モデル名 | はじめてパンセット |
| 焼成状態 | 焼成済み |
| 内容量 | 9種24個 |
| 温め方 | トースターで温める |
「はじめてパンセット」は、自家製酵母を使って伝統製法でパンを焼くSTYLE BREADの冷凍パン定期便で、初回に届くお試し用のセットです。焼き上げてから冷凍した焼成冷凍パンが9種24個届き、保存料不使用のパンをトースターで温めるだけで食べられます。
初回は塩パンやハニーソイ、至福のクロワッサンなど9種類が届き、2回目以降は約50種類から好きなパンを組み合わせて注文できるため、毎朝のパンを冷凍でストックしたい家庭におすすめです。お届けは2週間と3週間、4週間ごとから選べ、解約はマイページから次回お届け日の7日前までに手続きします。
【神戸屋】お試し人気パンセット

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | 神戸屋 |
| モデル名 | お試し人気パンセット |
| 焼成状態 | − |
| 内容量 | 6種各1個 |
| 温め方 | − |
「お試し人気パンセット」は、1918年に大阪の出入橋で創業した老舗ベーカリーの神戸屋が、オンラインストアで人気の食事パンとスイーツ6種類を詰め合わせた冷凍パンのセットです。神戸屋は1988年に冷凍事業本部を立ち上げ、1998年にはパンメーカーとして初めて家庭用のホイロ後冷凍生地を発売しました。
神戸屋の「お試し人気パンセット」には、ほかにも「塩麹湯種のフォカッチャ」や「神戸屋 ゆたか」、厚切りの食パン「やわらか15穀」、「オレンジケーキ」「クリームパン」が入り、食事パンからスイーツまでひととおり食べ比べられます。賞味期限が45日以上ある商品が冷凍便で届くため、定期便を契約せずに老舗ベーカリーの冷凍パンを単発で試したい方におすすめのセットです。
【パンスク】パン旅コース

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | パンスク |
| モデル名 | パン旅コース |
| 焼成状態 | 焼成済み |
| 内容量 | 8個前後 |
| 温め方 | 自然解凍後トースターで3〜5分 |
「パン旅コース」は、全国各地のパン屋さんのパンを冷凍で届けるパンスクの定期便で、1回に8個前後のパンが届きます。どのお店のどんなパンが入っているかは箱を開けてからのお楽しみで、旅先のパン屋さんを巡るような感覚で冷凍パンを味わえるのが特徴です。
お届け間隔は2週間に1回と1か月に1回、2か月に1回から選べ、スキップや1回からの利用にも対応しているため、パンスクの「パン旅コース」はいろいろなパン屋さんの味に出会いたいパン好きの方におすすめです。届くパン屋さんは選べないため、決まった冷凍パンを食べ続けたい方には向きません。
冷凍パンを食べるときの注意点
冷凍パンは商品ごとに温め方や保存の決まりが異なり、扱いを誤ると焼きたてに近い香りや食感が損なわれます。商品選びと合わせて、冷凍パンをおいしく食べるために押さえておきたい温め方と保存の注意点を解説します。
冷凍パンの食感を損なわないために覚えておきたい注意点は、以下の4つです。
- 解凍が必要かどうかはパッケージの表示に従う
- トースターは予熱して焦げそうならアルミホイルをかぶせる
- 電子レンジだけで温めると固くなりやすい
- 届いたらすぐ冷凍庫に入れて再冷凍はしない
解凍が必要かどうかはパッケージの表示に従う
冷凍パンには、ピカールのクロワッサンのように凍ったまま焼く商品と、カルディのクロワッサンのように室温で解凍してから焼く商品があり、解凍するかどうかは商品ごとの確認が欠かせません。同じブランドでも、食事パンは冷凍のまま温め、菓子パンや塩バターパンは自然解凍を勧めるなど、パンの種類によって案内が異なります。
表示を確かめずに温めると、解凍が必要な生地がふくらみきらずに焼き上がったり、中が冷たいまま表面だけ焼けたりする失敗につながります。初めて買った冷凍パンは、パッケージや公式サイトの温め方を確認してから焼くと安心です。
トースターは予熱して焦げそうならアルミホイルをかぶせる
冷凍パンを予熱していないトースターに入れると、中まで温まる前に表面だけが焦げやすくなります。トースターを予熱してから入れ、焼いたあとは扉を閉めたまま余熱で2分ほどおくのが、パンの中心までふんわり温めるコツです。
砂糖やバターを多く含む菓子パンやクロワッサンは焦げやすいため、アルミホイルで包むか上からかぶせて焼くと失敗しにくくなります。神戸屋の「クロワッサンプリュス」も、冷凍のままアルミホイルで包んでトースターで焼く方法が案内されており、焼き色のつきすぎを防げます。
電子レンジだけで温めると固くなりやすい
冷凍パンを電子レンジだけで加熱すると、パンの水分が飛び、冷めたときに固くなりやすいのが難点です。電子レンジは中まで早く温まる反面、表面を香ばしく焼き上げられないため、焼きたてに近い食感は出せません。
時間がない朝は、電子レンジで短時間だけ解凍してからトースターで仕上げると、温め時間を短縮しながら香ばしさも取り戻せます。電子レンジにかける時間を長くしすぎないことが、冷凍パンを固くしないためのポイントです。
届いたらすぐ冷凍庫に入れて再冷凍はしない
冷凍便で届いた冷凍パンや店頭で買った冷凍パンは、溶けないうちにすぐ冷凍庫(-18℃以下)へ入れる必要があります。持ち帰りに時間がかかる場合は、保冷バッグや保冷剤を用意しておくと、帰宅までに冷凍パンが溶けるのを防げます。
一度解凍した冷凍パンを再び冷凍すると、生地の水分が抜けて食感が落ちるため、食べる分だけを袋から取り出して温めるのが基本です。残りの冷凍パンは袋の口をしっかり閉じて冷凍庫に戻すと、乾燥や霜を防げます。
まとめ:冷凍パンでいつでも焼きたての朝ごはんを楽しもう
本記事では、冷凍パンのおすすめ商品と選び方を解説しました。冷凍パンは温めるだけの焼成済みから生地から焼く本格派まで幅広く、スーパーで1袋から買える商品から全国のパン屋さんの味が届く定期便まで、選択肢が大きく広がっています。
同じクロワッサンでも、商品や焼き方を変えるだけで朝の食卓の満足感は大きく変わります。食べ方に合うおすすめの冷凍パンを1つ選んで、焼きたての朝ごはんを楽しんでください。


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